スマートホンが年々進化して色々なことができるようになっています。機能が多くなり使いこなせないだけでなく、いざというときにどうして良いのかわからないというケースも増えました。
どんなスマートホンが本当に使いやすいのでしょう。
使用する人の目的や状況、知識の多い少いで違ってきますが、少しでも機種選びの参考となるように、AndroidとiPhoneの特徴や機能を比較してみました。
日本で販売されているスマートフォンはGoogleが開発しているAndroid OSと、Appleが開発しているiOSのどちらかのOS*1が使われています。
ここから色々なポイントから両者を比べていきます。
Android、iPhoneそれぞれの特徴
ざっくり比べてみると・・・
Android | iPhone | |
イチ押しポイント | カスタマイズの自由度が高く、安価 | シンプルで使いやすく、セキュリティが強い |
こんな人向き | 画面や設定を自由に変更したい人向け | iPhoneは初級者にもやさしい |
強み1 | 端末のラインナップはAndroidが圧倒的に多い | 中古・下取り価格はiPhoneが圧倒的に高い |
強み2 | 先進機能で少し先行しているのはAndroid端末 | iPhoneは操作に困るとすぐに調べることができる |
Androidユーザーの高評価ポイント
①端末の選択肢が多い
端末の種類は、数多くのメーカーから販売されているAndroidに軍配が上がります。
ハイスペックな端末はもちろん、廉価版、シニア向けなど予算や用途に応じて選択できるところはAndroidの大きなメリットといえるでしょう。
②スマホ決済の方法が多い
Androidでスマホ決済ではGoogle Payを利用することになります。
iPhoneにも同様のサービスApple Payがありますが、Google Payのほうが対応している電子マネーが多く、しかも決済がスピーディーに行えるメリットが目立っています。
日常的にスマホ決済を利用するユーザーにはAndroidのほうが使い勝手がよいかもしれません。
③先進機能が備わっている端末をラインナップ
もちろん、iPhoneもニューモデルが登場するごとに進化を果たしていますが、装備している機能やスペックなど最新機能を搭載した端末は、近年、Androidが一歩進んでいます。
例えば、iPhoneが備えていない以下の機能はすでにAndroid端末では実現しています。
・虹彩認証 ・画面内指紋認証 ・折りたたみ式画面 ・回転カメラ
これらの機能を絶対外せない、という人にはAndroidかもしれません。
iPhoneユーザーの高評価ポイント
①安定しているカメラ性能
iPhoneの良さはまず優秀なカメラ性能といえます。
Androidにもカメラ性能の高い機種はありますが、機種によってカメラの性能差が大きいことは否めません。
しかし、iPhoneはエントリーモデルのiPhone SE(第二世代)でさえ、現状のハイスペックモデルと同等の高画質で撮影することが可能です。iPhone 12やiPhone 13ではプロも顔負けの写真が撮れると言われています。
安定した高品質の画像を求めるユーザーはiPhoneの方が安心でしょう。
②リセールバリューが良い
リセールバリュー ( 中古・下取り価格 ) を考えたスマホ選びなら、AndroidではなくiPhoneを選ぶべきです。
国内はもとより海外での人気も高いiPhoneは、旧型でも下取りや売却時の価格は同じ時期に発売されたAndroidに比べ圧倒的に高いのです。
購入時での値段差を考えてもトータルでのコスパフォーマンスは優れています。
③端末についての情報量が多い
国内で圧倒的なシェアを誇るiPhone。
使っているユーザーが多いので、わからないこと、またトラブルに対する解決法がすぐに見つかるというメリットを持っています。
操作方法がわからない、もっと別な操作方法はないだろうか、など疑問点をネットで検索すると多くのユーザーが答えを用意してくれています。
この点、機種が多いけど一機種あたりの販売台数が少ないAndroidの場合は、なかなか情報が出てこないため、解決に時間がかかります。
再度詳しくiPhoneとAndroidのメリット・デメリットを比較してみます。
両者のメリットとデメリット
それぞれの特徴とできることを簡単に比較してみましょう。
項目 | Android | iPhone |
---|---|---|
ホーム画面 | カスタマイズ可能 | カスタマイズ不可 ただし、操作性は◎ |
TV視聴 | チューナー搭載機種あり | なし |
SDカード | スロットを装備した機種が多い | なし ただし別売カードリーダーで使用可 |
マルチウインドウ | 可能 | 不可能 |
操作性 | 機種によってはカスタムが必要 | 良好 |
Appleデバイスとの連携 | PCを経由させるなど手間がかかる | 容易 |
セキュリティ | アプリなどによって変わってくる | 高い |
アクセサリー | 端末によって様々 | 豊富 |
Androidのおすすめ機能
1.ホーム画面やウィジェットのカスタマイズ
Androidの最大のメリットの一つはホーム画面やウィジェット*2のカスタマイズ自由度が高いことです。
Google Playのアプリストアにはホーム画面用の無料アプリがいくつもありますし、アプリも画面上の好きな場所に設置が可能です。
iPhoneだとアプリは画面左上から順に並び、カスタムは順番の入れ替えのみですが、Androidだと自由にアプリの場所を設定できますので、アプリの位置や壁紙写真の見え方などにこだわれます。
またAndroidではGoogle検索ウィジェットが配置できますが、iPhoneではできません。
Google検索ウィジェットがあると、ブラウザを立ち上げなくても検索が可能なので、かなり便利です。
2.豊富なロック解除機能
ロック解除の方法はAndroidの方が豊富です。
iPhoneではSE(第2世代)で指紋認証が搭載されましたが、その他の機種ではFace IDと言われる顔認証が主流。
Androidはメーカーと機種によって違いますが、顔認証、指紋認証、虹彩認証と採用されているロック解除機能が豊富です。
しかし現在のところ顔認証と指紋認証が主流となっています。
顔認証はマスクだと認証されない場合があるなど不評も聞きますので、顔認証以外の認証方法があるスマートフォンを選ぶならAndroidのほうが選択肢が多いです。
3.おサイフケータイの種類
Androidのスマートフォンはおサイフケータイ機能が豊富です。
それぞれ対応している電子マネーは以下の通り。
iPhoneも7以降にApple Payというおサイフケータイと同じような機能が搭載されましたが、対応している電子マネーの種類はAndroidのほうが多いです。
電子マネー | Android | iPhone |
---|---|---|
Suica | ◯ | ◯ |
iD | ◯ | ◯ |
QUICPay | ◯ | ◯ |
nanaco | ◯ | × |
WAON | ◯ | × |
楽天Edy | ◯ | × |
nanacoやWAON、楽天Edyでポイントを貯めている方はAndroidを選びましょう。
ちなみにイオンカードをApple Payに登録して使うことは可能です。
イオンカードでWAONと同じようにポイントを貯めることができるので、iPhoneでWAON POINTを貯めたい方はイオンカードを活用しましょう。
4.ジェスチャーアプリが使える
スマートフォンは大画面化が進んでおり、片手の操作が難しくなってきています。
そんな時に便利なのがジェスチャーアプリです。
Androidではジェスチャーアプリが充実しており、大画面のスマートフォンでも操作が容易。
Android10以降は「ジェスチャーナビゲーション」という機能も搭載されました。
例えば「Smart Task Launcher」というアプリを入れると以下のようなことができます。
iPhoneでは「AssistiveTouch」という機能があり、AssistiveTouchを活用することである程度片手でも操作できるようにカスタムできます。
ですが使い勝手としてはAndroidのジェスチャーアプリが有利です。
5.マルチタスクが可能
Androidではマルチウインドウ機能という機能が搭載されているため、マルチタスクが可能です。
画面を2分割表示とポップアップ表示の2つのやり方で画面を2つ並べることができます。
一部のスマホでは2分割表示のみが可能だったり、分割に対応していないアプリがあったり、メーカーや機種、アプリによって変わるようです。
ブラウザを2つ並べてウェブサイトを比較したり、動画を見ながらブラウジングをしたり、食べログを見ながらGoogleMapを開いたりすることができ、便利な機能といえます。
ちなみにiPhoneではマルチウインドウ機能は搭載されていません。
分割できるアプリはApple Storeで手に入れることはできますが、有料であったり、無料でもあまり機能的ではなかったりします。
6.ストラップがつけられる
Androidのスマートフォンではストラップホールがついています。ストラップは使わない人は使わないのですが、装飾や落下防止などなど、使う人にとっては重要なポイントです。
もともとストラップは海外では普及していないため、iPhoneではストラップホールはついていません。
ストラップを使う場合は、ストラップがつけられるケースを使います。
7.TVを見ることができる
Androidのスマートフォンはワンセグやフルセグに対応しているため、スマートフォンで地上波TVを見ることが可能です。iPhoneにはTV視聴に対応している機種はありません。
外出先でもテレビを見たい方は、対応しているAndroidのスマートフォンを選びましょう。
iPhoneのおすすめ機能
1.操作がわかりやすい
iPhoneはAppleができるだけユーザーインターフェイス(UI)*3をシンプルで直感的に操作しやすいようにデザインしているので、初心者でも使いやすくなっています。
Androidは各メーカーが独自にデザインしていて、ユーザー側でも様々なカスタマイズができるようになっています。
その結果、メーカーや機種によって操作が異なったり、カスタマイズによっては操作が複雑になってしまうという弊害が起きるわけです。
iPhoneはAndroidと比較して、カスタマイズ性は低いので無駄がありません。
iPhoneはApple1社が製造をしているので、代々の機種で操作性がほぼ一貫しており、新しいiPhoneに機種変更をしても違和感なく使うことができます。
2.セキュリティが強い
iPhoneはセキュリティの強さでもAndroidよりも優れています。
iPhoneのiOSはAppleからOSのコードが公開されていないので、不正にコードが改変されるリスクが低いと言われているからです。
またiPhoneではアプリの入手はApple Storeからのみ可能です。
AndroidではGoogle Play以外でもアプリの入手が可能で、そのようなアプリは安全性が保証されていません。
またiPhoneのアプリはApple Storeへ登録する際に厳しい審査があり、セキュリティ面でも優れたアプリが多いのです。
3.バッテリーの持ちが良い
iPhoneの方がAndroidよりバッテリー容量が小さめですが、iOSが未使用のアプリをバックグラウンドで制御しているので、バッテリーの持ちが良くなっています。
また就寝時に充電する時、起床時間に合わせた充電プログラムにより過充電によるバッテリーの寿命低下を防いでいます。
4.3Dタッチ機能がある
iPhoneには画面を強く押し込むことで、様々な操作ができるができる3Dタッチ機能がついています。
例えばアプリのアイコンをタップし、そのまま押し込むように押し込むと、3Dタッチを検知し、アプリを開かなくてもメニューにアクセスできる「クイックアクション」を表示します。
3Dタッチ機能を使うとLINEを既読なしで読むことも可能です。
5.有名アプリ・ゲームが多い
AndroidよりiPhoneの方が有名なアプリやゲームが多く揃っています。
なぜならAndroidはスマートフォンの製造メーカー、機種が多すぎて対応が難しいからです。
iPhoneとAndroidはOSが違うので、ゲーム開発者はそれぞれに対応をしないといけません。
しかもAndroidはGoogleが無料で提供しているOSで、様々なメーカーがAndroid OSを利用してスマートフォンを作っています。その分、機種が増えてしまい対応が難しくなるのです。
またApple Storeでアプリを提供・販売するためには審査があります。
Google Playでも審査はあるのですが、Apple Storeの審査のほうが厳しく、その分クオリティが高いアプリが多くなっています。
6.メール着信時の表示
スリープ中のメールやLINEの着信時の表示にも違いがあります。
iPhoneはスリープ時にメールやLINEを受信すると着信音とともに、「送り主」「件名」「本文の一部」が画面に表示されます。
ロックを解除しなくても内容がある程度わかるので、メールやLINEなどメッセージを受け取る人には便利です。
一方Androidはスリープ時に着信音は鳴るものの、基本的に画面は真っ黒のまま。
受信メールを確認するには、その都度スリープを解除する必要があります。
7.指紋認証や顔認証の精度が高い
iPhoneの指紋認証や顔認証の精度はAndroidと比較して、高いと言われています。
特にiPhoneの顔認証は3次元顔認証が搭載されており、顔の凹凸を含めた3次元情報の認証により、精度が高いのが特徴です。
しかもiOS13から顔認証、認証ともに認証速度がかなり速くなっています。
Androidと比較すると、顔認証・指紋認証ともにiPhoneの方がスピードも精度も高いのです。
8.全てのデータのバックアップが可能
iPhoneには標準で全データをバックアップする機能が搭載されています。
アプリの配置やゲームアプリのデータ、電話履歴、メッセージ、写真、ビデオなどなどすべてのデータをバックアップができます。
バックアップ先はiCloud ( 5GBを超えると有料プランが必要 ) かMac、Windows PCが選べます。
Androidでもバックアップ機能は搭載されていますが、復元できるのはアプリやメッセージ、着信履歴、写真、連絡先などの基本データのみです。
ゲームデータやアプリのデータなどはバックアップされず、データの引き継ぎが可能かはアプリ次第になってしまいます。
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AndroidとiPhoneのおすすめ機種
特徴や違いは理解しても、結局どんな機種が良いのかわからないといった方におすすめの代表的な機種を4機種ご紹介します。
1.金額も安く、使いやすい機種
iPhone SE (第2世代) SIMフリー端末価格 38,000円〜 (参考)
A13 Bionicを装備した第2世代の「iPhone SE」
○ポケットに入る人気のサイズ ○性能も現在出ているiPhoneの中でもトップクラス
○カメラ、ビデオ機能が特に充実
Google Pixel 5a (5G) SIMフリー端末価格 51,700円 (参考)
6.34型フルHD+有機ELディスプレイを搭載した5Gスマートフォン
○写真の質が向上 ○ステレオスピーカーの音が良い ○充電時間がかなり速くなった ○充電は2日に一度 ○OSがシンプルで使い勝手が良い
2.とにかく高機能の機種
iPhone13Pro SIMフリー端末価格 122,800円〜 (参考)
最大120Hz駆動ディスプレイ採用の5G対応iPhone
○画面がとても美しく見やすい
○とにかく写真も一眼レフカメラ並みにきれい
○音質の向上がすごい。
iXperia 1 III SIMフリー端末価格 154,440円〜 (参考)
○ソニーの高機能スマートフォン ○画面がかなり大きく、4Kディスプレイ採用 ○音もきれいで大迫力
2年で買い替える必要はある?
「スマホの寿命」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、2年くらいでしょうか。
大手携帯電話会社では、2年間利用することを前提とした契約が多いので、「2年サイクルでスマホを買い替えるのが一般的」というイメージがあるのかもしれません。
アップル社の公式サイトには、iOS搭載のデバイスの寿命は3年と記載されています。つまり使い方にもよりますが、だいたい3年くらいは使い続けることが出来るという訳です。
さまざまな調査結果によると、スマホ買い替えまでの平均年数は若年層で2〜3年、高齢者は4~5年くらいのようです。
スマホの寿命は使い方次第
落下や水没による破損の場合は別ですが、スマホの寿命を大きく左右するのはバッテリーの寿命です。そして個々の使い方によって大きく変わります。
使用頻度が高いとバッテリーが消耗し、寿命が短くなる可能性が高くなりますので、スマホが生活の中心になっている人は、買い替えサイクルが早くなってしまうでしょう。
スマホの寿命が近づくとどんな問題が生じる?
スマホの寿命が近づくと、さまざまな問題が生じることがあります。
では、具体的にどのような不調が起こるのでしょうか?
1.動作が重く、アプリ起動が遅くなる
インストールしているアプリが多くなると、バックグラウンドで稼働しているアプリが増え、スマホの動作が遅くなることがあります。
また、度重なるアップデートで古いデータが消えないまま残っていることもあるようです。
このようなことが重なると、起動が遅くなり、動作も重く感じるかもしれません。
バックグラウンドで何のアプリが稼働しているか確認したり、不要なアプリをアンインストールしたりすることで、不調が多少解消することもあります。
しかし、寿命の近づいたスマホは、快適な状態に戻ることは難しいでしょう。
2.アプリのバージョン対応が少なくなる
アプリの開発者は、最新の機種を対象とした開発やアップデートを優先します。
そのため、スマホが古くなればなるほど、対応するアプリの種類は少なくなります。
インストールやアップデートの際に、使っている端末が目的のアプリの最新バージョンに対応していない場合は、スマホの買い替え時と考えたほうがよいでしょう。
3.バッテリーが熱くなり、すぐに充電が持たなくなる
経年劣化によるトラブルが起こりやすいのが、バッテリーです。
スマホのバッテリー ( リチウムイオン電池 ) は、構造上、繰り返し充電することによって劣化し、発熱するようになります。
また、バッテリーの減りが早くなり、すぐに充電が必要になるので、不便さを感じるようになってしまいます。
スマホを充電しながら長時間使用しないようにする。
使用していないアプリはこまめに終了したりする。
などにより、バッテリートラブルの要因を減らすことは可能です。
バッテリーの減り方が早くなってきたら、「そろそろ買い替えのタイミングだな」と考えましょう。
スマホの寿命を早める使い方
スマホの寿命は、使い方によってさらに短くなってしまいます。以下のような使い方をついついやってしまう方は気をつけましょう。
1.充電のしすぎや、長時間の放電
充電をし続ける「過充電」は、バッテリーを劣化させる大きな原因の一つです。充電が完了したら充電コードを外しましょう。また、充電がゼロの状態で長時間放置する「過放電」も、バッテリーが使用不可能になる恐れがあります。
2.充電しながらスマホを使わない
充電しながらCPUやバッテリーを多く使うアプリを使用すると、充電と放電を繰り返すことでバッテリーに負荷がかかり、発熱して寿命を早めるおそれがあります。
充電中の使用は控えめに。
スマートホンに使われているリチウムイオン電池には、本来過充電防止の機能が備わっています。ただ使用しながらバッテリーの充電を続けると発熱現象が強くなり、バッテリーそのものや内部の回路にダメージを与えてしまうことがあります。
3.熱いからといって冷蔵庫や氷で冷やす
スマホやバッテリーにとって高温・低温は大敵。
特に真夏の車内に放置するのはとても危険です。しかし、スマホが熱くなってきたからといって、冷蔵庫や冷凍庫、保冷剤で冷やすのはNG。
急激な温度変化によって結露が生じ、バッテリーや精密機器の故障の原因につながります。熱い場合はアプリを終了させたり、一旦電源を落としたりして、自然に冷えるのを待ちましょう。
4.高いところから落とす、衝撃を与える
落下させると、スマホ自体の破損だけではなく、衝撃によりバッテリーを保護するシステムが壊れ、過剰な電流が流れてしまう場合があります。
バッグに入れたり、スマホケースなどで保護し、落下させないように注意してください。
5.劣化したバッテリーを使い続ける
リチウムイオンバッテリーは500回程度の充放電を繰り返すと、容量が半分程度にまで減るというデータがあります。
スマホの使い方にもよりますが、なかにはスマホバッテリーが劣化していても、モバイルバッテリーを使用して使い続けているという人もいるでしょう。
しかし、古いバッテリーは膨張したり、発火してスマホを破壊したりする危険があります。
劣化して使いにくくなったら、バッテリー交換やスマホの買い替えを検討しましょう。
6.スマホを水に濡らす
防水仕様のスマホもありますが、不用意に水没させたり、水分をこぼしたりしないよう注意しましょう。
スマホの寿命が近づいているときの注意点
スマホのバックアップをとる
スマホが壊れると、保存していた大切なデータが取り出せなくなることがあります。急な故障に備え、日頃からバックアップを取っておきましょう。
パソコンやクラウドサービスにバックアップを取っておけば、万が一壊れたときでも安心です。
加入している保証サービスを確認する
大手携帯電話会社や格安SIMでは端末保証サービスを用意していることがあります。
端末保証サービスに加入しておけば、故障、水濡れ、破損などが発生した場合に、最低限の負担で端末の修理や交換を行えます。
まとめ
・Androidに向いているタイプの人
これまでに紹介してきたAndroidの特徴やメリットを考えると、向いている人は次のようなタイプだと思われます。
- 端末を自分の仕様に合わせカスタムしたい人
- 機能やデザインに特化した端末を選びたい人
- とにかく安く端末を購入したい人
- わからないことがあっても自分で解決できる人
・iPhoneに向いているタイプの人
逆にiPhoneに向いている人は次のようなタイプでしょう。
- 操作などで悩みたくない人
- 端末をアクセサリーでカスタムした人
- Apple製品を所有している人
- 信頼性を重視したい人
・通信料などの費用を重視する人
政府の指導に基づいてスマートホンの利用料金がかなり下がり、世界標準に比べても手頃になってきました。
新製品は機能の向上に伴い本体価格が上がっています。新製品にこだわりがなく、費用を重視する方には格安プランの中古品も検討されると良いと思います。
スマートホンは平均約3年で買い替える方が多いというデータもあり、中古市場も安定しています。取り扱い販売店の店頭で相談されてはいかがでしょう。
・タブレットという選択肢
全く通話をしないという人には、「タブレット」という選択肢もあるかもしれません。一番小さいタブレット「iPad mini」は知る人ぞ知る名品として中古品も含めマニアの間でもいま人気が高いのです。
ポケットに入れて持ち運ぶのは難しいですが、バッグに入れてここはというときに写真を撮ると言った使い方が適しています。スマホより画面が大きいので写真がくっきり見え、操作性や価格もスマホとほとんど変わりません。
私は長年ブックリーダーとして愛用しています。
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その他説明した特徴を比較しながら、たくさんの機種の中から自分に最も合っていると思うものを選んでいただければと思います。
最後までお読 みいただき、ありがとうございました。
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