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無料のコミュニケーション・ツール「ZOOM」の始め方を説明します。
概要
Zoomは1対1の対話から、グループでのミーティング、100人から1000人規模のイベントまで、オンラインで行えるコミュニケーションツールです。
コロナ禍のステイホーム、リモートワークをきっかけに、仕事やプライベートを問わず色々な形で活用が進みました。ビデオ会議にとどまらず、様々な用途・楽しみ方が広がっています。
- 遠くの人たちとの触れ合い
- 教育、授業
- 診療、健康相談
- セミナー、講演会
- 会議、ミーティング
- 習い事
- 演劇、コンサート
- スボーツライブ
- 飲み会
・・・・・・・などアイディア次第で !
★ Zoomの特徴
①ZoomはSkypeなどの他のビデオ会議ツールに比べて、使い方が簡単で、映像や音声が安定しています。
②パソコンやスマホへの負荷が軽く比較的古い機種でも対応できるのが特徴です。
③参加する、主催(招待)する、の2通りの利用法を手軽に行うことが可能です。
④Zoomの利用方法は、
・パソコンやスマートホン、タブレットにアプリケーション(ソフト)をインストールして利用する。
・ブラウザー ( EdgeやChromeやSafariなど ) 上で利用する。
の2通りの方法があります。ブラウザー上で利用する方法では、機能の一部が使えないので、ソフトをインストールする方法をおすすめします。
⑤Zoomを利用するには無料と有料のプランから選びます。初めは無料のプランで十分でしょう。
参加するだけなら、無料プランで大丈夫です。
★ Zoomの料金プラン
プラン | 制限時間 | 最大同時接続数 | 録画・録音のデータ保存 | |
無料 | ベーシック | *40分まで | 100人 *1 | ローカルのみ |
有料 | プロ | 24時間まで | 100人 *2 | ローカル+クラウド *3 |
有料 | ビジネス | 24時間まで | 300人 *2 | ローカル+クラウド *3 |
有料 | エデュケーション | 24時間まで | 300人 *2 | ローカル+クラウド *3 |
有料 | エンタープライズ | 24時間まで | 500人 *4 | ローカル+クラウド(無制限) |
*1 主催者が無料プランの場合、3人以上のミーティングは40分で切れますが、再度接続すれば会議が可能です。( 2022/5/2 仕様変更 )
*2 料金追加で増やせる
*3 ライセンス数によって容量は異なる
*4 または1,000名のインタラクティブな参加者
準備
Zoom初心者の方にはおすすめなのは、パソコンにアプリケーションをインストールする使い方です。Zoomの基本を知ることができる一番シンプルな方法で、すぐに慣れることができます。
仕組みを理解し使い方に慣れてから、スマートホンやタブレットを状況によって使い分けるのが良いと思います。
Zoomを使えるパソコン ( OS環境 )と環境
Windows | Windows10、Windows8または8.1、Windows7、 Windows Vista(SP1以降を搭載)、Windows XP(SP3以降を搭載) |
Mac | MacOS 10.7以降を搭載 |
Linux | Ubuntu 12.04以降、Mint 17.1以降、Red Hat Enterprise Linux 6.4以降、 Oracle Linux6.4以降、Fedora 21以降、OpenSUSE 13.2以降、ArchLinux 64bitのみ |
・仕様では可能となっていますが、Windows7及びそれ以前のWindowsパソコンはサポートが終了しているので、
インターネットに繋ぐとウィルス感染などの危険が伴うのでお勧めできません。
・それぞれのパソコンの仕様とOSバージョンによって利用できない機能や設定項目があります。
マイク、カメラ、スピーカーを内蔵しているノート、デスクトップパソコンで使用できます。
Wi-Fi環境での利用が前提になりますが、通信状態が不安定な場合は画面が乱れたり中断してしまうことがあります。大切なミーティングではより良い条件で行いましょう。
その他の必要機材
Webカメラ | こちらの映像を送るのに必要なカメラで、 パソコンに内蔵されていない場合必須。 | |
ヘッドセット | 外部環境の音が気になる場合はマイクと イヤホンが一体になったヘッドセットが便利。 (スマホ用のマイク付きイヤホンでも可) | |
マイクロホン | パソコンの内蔵マイクの性能に満足できない場合は 高性能のマイクを用意。 | |
スピーカー | 相手の音声を、より良い音質で聞きたい時は外付けの スピーカーを用意。 |
上記の全ての機器がすぐに必要というわけではありません。使用していくうちにここが不便と感じたら、購入を検討しましょう。会社などで定期的にミーティングを行うのであれば高性能なマイクやスピーカー、カメラがあった方がより高品質な会議を行うことができるかもしれません。
Zoomアプリケーションのインストール 〜 サインイン
初めにZoomのアプリケーションをダウンロードします。
Zoomをパソコンにダウンロードする
Zoomのデスクトップアプリケーションをダウンロードするには公式サイトから行います。
まずはZoomの公式サイトのどちらかのボタン「新規アカウント登録(無料)」をクリックしましょう。
あとはガイドに従って手順を進めていきます。
- Zoomに使用するEmailを入力し「サインアップ」ボタンをクリック
- 確認画面が出るので、問題なければ「サインアップ」をクリック
- ”案内メールを送信しました”と表示されるので、登録したEmailを確認
- 確認メールの中に「有効化する」という青いボタンがあるのでこちらをクリック
- すると登録者の姓名、パスワードを入力する画面があるので、それぞれ入力してオレンジ色のボタンを押す
- 「他の人をZoomに招待しますか?」と尋ねられるので、「スキップ」ボタンを選択しましょう
- この後にZoomのダウンロードボタンが表示されるので、クリックするとダウンロードが開始されます
- いつもの手順に従ってインストールします
インストールできたら起動する
パソコンにZoomをインストールできたら、起動してみましょう。
WindowsのPC(パソコン)であればインストール後、デスクトップ画面にZoomのデスクトップアプリのアイコンが表示されるので、そちらをダブルクリックしてください。
もしデスクトップ画面にアイコンが見つからないのであれば、でZoomと入力し、検索しましょう。
Zoomが立ち上がったら、サインインします
Zoomの画面が立ち上がったのなら、まずはサインイン(ログイン)してみましょう。
サインインに必要な情報は先ほど登録したEmailとバスワードが必要になります。
無事にサインインできましたか?もうこれでZoomでミーティングを開催したり参加する準備は完了です。
ここまでの手順は特別難しいことはなかったと思います。
このシンプルさがZoomのデスクトップアプリ ( インストールソフト ) の特徴の一つです。
・サインイン → ログインすること ( 本人であることを確認して利用を開始する )
・サインアップ → 本人であることを確認するための
アカウント (メールアドレスとパスワード )を決めて利用者登録すること
Zoomに慣れてみよう
参加者がいなくても問題ありません。まずZoomの使い方に慣れるために自分だけで「ミーティングの開催」をしてみましょう。
Zoomのミーティングの開催の手順は以下の通りです。
1.Zoomアプリケーションが開いている状態で左上のオレンジ色のボタン「新規ミーティング」をクリック
2.”どのように音声会議に参加しますか"と尋ねられるので「コンピューターオーディオに参加する」を選択
3.画面に自身のカメラ映像が表示されます。
ビデオをオフにするには、この時点で「ビデオの停止」ボタンを押すことでオフにできます。「ビデオの停止」ボタンに赤い「/」印がつきます。
終了するには、右下の「終了ボタン」を押します。
Zoomミーティングに友達や知り合いを招待して会話してみましょう
自分だけのZoomミーティングを開催できたら、次はミーティングに参加する人を招待してみましょう。
こちらも使い方は簡単。Zoomのデスクトップアプリの画面下部分に「招待」というアイコンがあるので、これをクリックしましょう。
「連絡先」と「メール」というタブがあり、切り替えることができます。
★ 連絡先のタブを選択している場合
連絡先のタブの場合、下部に3つの項目があります。
- 招待リンクをコピー
- 招待のコピー
- ミーティングのパスコード:12345(例)
どの方法を選んでも招待をすることが可能ですので、お好きな方法を選びます。
URLや招待のコピーを押すと招待に必要な情報がコピーされている状態です。
➜メールやLINEなどに貼り付けて招待者に送信します。
ミーティングのIDとパスワードはミーティングルーム一つ一つにつけられている番号です。この番号をミーティングのホストが参加者に伝えるのも一つの方法です。
★ メールのタブを選択している場合
こちらの方法も簡単に参加者に招待メールを送ることができます。
ホストが使用したいメールサービスを画面の3つのうちから選択しましょう。
- デフォルトメール
- Gmail
- Yahoo!メール
どれを選んでも招待方法は同じです。クリックするとメールが開ます。
すでに参加者にZoomミーティングへの招待を知らせるメール文章が入っていますので便利。
参加者に招待URLやメールを送信すれば、ミーティングを開催する手順は完了です。
ミーティングに参加する
次は逆に開かれるミーティングに参加者として参加する方法を見ていきましょう。
Zoomミーティングに参加するだけであれば、ZoomをダウンロードしなくてもPCブラウザ ( Edge、Safari、ChromeやFirefoxなど ) から行う方法もありますが、ZoomをダウンロードしてPCにインストールした方が簡単に利用できます。
インストールして使う方法をおすすめします。
- Zoom参加者には先ほどのホスト側からの手順と逆、つまり招待URLや招待メールが届く
- 招待URLをクリック
- すでにZoomをダウンロードし、インストールが完了していればZoomのアプリが起動し画面表示されます
- その際に、ビデオをオンにするか、オフにして参加するかを尋ねられるので選ぶ
- 音声も”どのように音声会議に参加しますか"と尋ねられるので「コンピューターオーディオに参加する」を選択
いずれの場合も、ミーティングIDとミーティングパスワードの入力を求められることがあります。
Zoomミーティングに参加する方法はたったこれだけ。特別なものを用意したり、複雑な手順はそれほどありませんので気軽に利用してみましょう。
参加する、招待するの全ての機能は、パソコンだけではなく、スマートホンやタブレットでも利用することができます。スマホやタブレットには、カメラ、マイク、スピーカーが内蔵されているので他の機器は不要で、すぐ始められます。
その場合は、それぞれアプリストアからアプリをダウンロードします。登録などはパソコンと同じですので迷うことはないでしょう。
ただしパソコンに比べて画面が小さいので、公式な会議、多人数参加のセミナー、授業などでなく、少人数のプライベートな交流に適しています。
また外出先や野外などWi-Fi環境を利用できない場合、データ通信で行うことになるので、かなりの容量を使ってしまうので注意が必要です。
まとめ
今回はパソコンで、交流やセミナー、スポーツ・演劇・コンサートなどの参加と招待を行うためのZoomのインストールと基本な使い方について説明しました。
Zoomは非常に操作性に優れたツールなので、一度パソコンにインストールしてアカウントを作ってしまえばミーティングを主催するのも参加するのもマニュアル要らずのわずかなステップで行うことができるようになります。
1対1でも複数人でも快適に交流、Webミーティングを行うことができるので、ぜひ積極的プライベートやビジネスの場などで利用しましょう。
ほかにも通話だけでなく、チャットを行ったり、ホワイトボード機能、資料の確認・共有、背景の設定ができるなど様々な機能が用意されています。慣れていくうちに、色々工夫して場面に応じた活用をしてみましょう!
基本の使い方の説明をしました。
お読みいただきありがとうございます。
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