12/6の未明、探査機「はやぶさ2」が6年ぶりに地球に戻り、リュウグウからの採取物質が入ったカプセルを投下して、また次のミッションに向かって旅立った。
何てタフなやつ!
往復52億4千万kmというとてつもない飛行距離だが、これは太陽を座標の中心に
固定した見方であって、距離自体にはあまり意味はないのだそう。
なぜなら太陽系の軌道に乗ってしまえばエンジンを回さなくてもそのまま
飛び続けることができるから。
どの座標軸で見るかによっても、探査機の飛行距離は大きく異なるわけです。
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本当にすごいのは、科学者たちが軌道を常にコントロールしながら
6年間飛び続けて戻ってきたことです。
何年も止まらずに自力で泳いでいるマグロやサバも凄いですが(笑)
同じこの6年間に地球は約56億4千万km動いていて、
地球の方がより長い距離を”飛行”していたことになります。
太陽は銀河系中心の周りを秒速220kmほどで動いていますし、
その銀河系自体も宇宙空間の中を動いているわけです。
想像を超える壮大な話で文系の私には正直理解できません。
世界を苦しめている新型コロナウイルス(核)自体の大きさは約0.1μm(0.0001mm)、
髪の毛の1/600の小ささ。
この目に見えない悪魔によって毎日大変な数の人が亡くなっています。
宇宙とウィルス!
人間が、想像力と創造力を駆使して、より多くのことを解き明かすのは
どれぐらい先のことになるのでしょうか。
夜空を見上げながら物思う今日この頃です。
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