今回も食べ物の話。
私の愛読書、魚柄仁之助さんの著書「ひと月9000円の快適食生活」をご紹介します。
この中に、「手打ちうどん」ならぬ「手抜きうどんの作り方」というのがあり、
私も何度もトライしています。
◯材料 /小麦粉、塩水 (小麦粉の4割くらい、海の水くらいのしょっぱさ)
◯作り方
- 小麦粉と塩水をボウルに入れ手でよく混ぜる。
- だんだん餅のように丸まってきたら、さらに1分くらいこねる。
- こねたらのし棒で平らにのばす。
- 小麦粉をまいた新聞紙の上で薄ーくのばして、包丁で細く切る。
- 切ったらすぐほぐしながら煮え立つ湯の中に入れて5〜6分でざるにあける。
- 水でよく洗い器に盛る。
冷たいままでも、もう一度温かい汁の中に入れてもおいしい。
これで1人前15円くらい。小麦180ccで2人前できます。
今回は熱い汁に、竹輪、ネギ、玉子をトッピング。美味しい!
(以上本書から一部抜粋)
何とも大雑把。足で踏んだり、何時間も寝かせたりもしない超手抜き。
コロナ禍のステイホームが影響して、大豆、小麦など原材料の高騰で、食品が値上がりしています。
5円、10円という値上げなので気づかない人も多いでしょうが、家計簿を付けていれば多分10%〜20%くらい食費が増えているがわかるのでは。
給付金は一度だけでしたし、今後政策がどうなっていくのか先がみえないのですから、もはや自衛手段をとるしかないのかもしれません。
そんな今だからこそ、ノマド的なこの本は、とても参考になります。
簡単手軽なレシピばかりですから、流行している「ソロキャン」にもぴったりではないでしょうか。
「安い!が基本」、「時間は短く」、「体にやさしい」、「ルール度外視」、「太らず安心」、「季節に合わせて」、「酒のつまみ」などなど。
自粛自粛の掛け声に右往左往する私たちには、耳の痛いそして学ぶべき実践アイディアが370ページの分厚い中に、ぎっしり詰まっている。
20年近く前の本ですが、時代がやっと追いついたのかな。
「手抜きうどん」かなり美味しいですよ。
文庫版も出でいるので、詳しくはこちらから↓
★★★★★ 簡単・美味しい! 100冊レシピ本の売れ筋ランキング
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