モノのデザインは世の中の空気感や嗜好を反映している。
中でも自動車のデザインは時代時代で特徴がよく出ている。まーるくなったり、角張ったり。直線がポイントだったり、カーブラインが多かったり。特にフェイスでいうと、近頃は吊り上がった目や強面顔をしているクルマが目立つ。「どけ!どけ!」と威張ったような気がしてあんまり好きじゃない。(あくまでも個人的意見)
あおり運転やドライブマナーの悪さが社会問題になっている。法令無視は論外だが、道を譲っても,知らん顔の人もいたりして、こっちまでイライラしてしまう。
平成の後期からは、軽や小型車には可愛らしい車が出てきているし、ライフスタイルを象徴するような穏やかで楽しいカラーの多目的車も人気がある。
今日も昔のMINIやFIAT550とすれ違ったけど,あのまあるい目を見るとホッとする。きっといい人が乗っているにちがいないと思ってしまう。(FIATはルパン三世だったかも)
未来の車はどのように変化していくのか楽しみだが、とにかくハンドルを握ったら、人間もまあるい目がいいよね。
*写真の「間違いだらけのクルマ選び」の著者 徳大寺有恒さんについての記事↓
徳大寺さん死去 会社倒産、本名隠し第一作 自分の車は自腹貫く
徳大寺有恒さんが亡くなりました。辛口の評論が、多くの人に愛された徳大寺さん。実はペンネームで、代表作「間違いだらけのクルマ選び」が生まれたのは経営していた会社の倒産がきっかけでした。
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