小学生の時、2時間目過ぎた頃から校内に広がってくるカレーの匂い。思わずお腹が「グー」と鳴りそうだった懐かしい記憶が誰にもあると思います。
一方で加齢臭って「カレーのにおい?」と本気で思っている人がいるらしいのです。
中高年・・・いわゆる「おじさん」「おばさん」と呼ばれる人たちから発せられる独特なニオイが「加齢臭」。本当にあるそうです。
加齢臭の存在を化学的に裏付けたのは、化粧品メーカーの大手「資生堂」で、脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことによって生まれる“ノネナール”という物質をつきとめました。この加齢臭の元となるノネナールは、一般的にはロウソクや古本、青臭いチーズのようなニオイだそうです。
男女とも40歳を過ぎた頃から酸化に対する抑制力が低下し、脂肪酸と過酸化脂質の分泌量が増加する。また、それに伴って体臭成分であるノネナールが急増します。
若い人たちは特に匂いに敏感と言われますが、おじさん、おばさんの加齢臭を「嗅覚」だけでかぎ分けて「クサイ」と馬鹿にしている訳ではなく、中高年の目に余る言動を視覚的・聴覚的にとらえた上で「○○臭い」と表現する傾向があるようです。
例えば、
・人の話を聞かない ・昔の話ばかりする ・道端でタンを吐く ・爪楊枝でシーハする ・人前でも平然とゲップやオナラをする ・つまらないギャグを連発
これらの言動が視覚的・聴覚的にも「クサイ」と感じられ、若い人たちに限らず敬遠されてしまいます。
つまり・・・ニオイそのものより、日ごろの無自覚な行動によって「クサイ」というイメージが根付いてしまうのでしょうか。
カレーに使われている香辛料は認知症予防にとても効果があるそうです。今夜はカレーを食べながら、私も自身の言動を今一度見直してみます。
以上とっても個人差のあるお話でした。
参考 : 認知症ねっと
「カレーを食べれば認知機能が良好になる可能性」ハウス食品の調査 ( 外部サイト )
コメント -心ない書き込みはご遠慮ください-