✿✿ デジタル川柳 更新しました ✿✿

本を処分したい時は

閑話
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若い頃から良く本を買いました。小説、ビジネス書、趣味の雑誌など
時間があると本屋に寄って手当たり次第買ってしまう。
蔵書と言えるほどのものは無いですが、量だけはバカにできないほどに
なってしまっている。

以前引っ越しをしなければならなくなった時、30冊ほど抱えて
BOOK●●という買い取りの店に持っていった。

しばらく待たされ、値段が出たというのでカウンターに行って見ると
若いお姉さんが、「合計810円です。」とにこりともせず言い放った。

1冊1500円前後の定価本ばかりだったので、せめて1万円近くは、
と思っていたが甘かった。
店の基準に照らして”正しく”見積もられたのだろう。
お姉さんを責める気にもなれず、すごすごと本を抱えて退散してきた。

資本主義の仕組みとはこういうことか。買う時は高く、売る時は安い。
自動車だってあっという間に値段が下がっていく。
ローンが終わる頃には二束三文になる。

読んだ価値、乗った価値はひと様々だから、一概に言えないが、
1冊30円と値踏みされた同じ本が、新本はまだ1,500円で店頭に並んでいるのも、
不思議な気がする。
また30円で買われた本が、すこし手入れされて750円ほどに値付けをされる。
それがこのチェーンの仕組みだ。

コミック誌や週刊誌が30分もすると、無造作に読み捨てられるのは
普通のことなのかもしれない。
でも書店や出版業界が振るわない理由も垣間見える気がする。

いつかまた読むだろうと何でも取っておいたあんたが悪い、
と言われるかもしれないけれどね。

売りに行きたいけど面倒臭いというあなたに、こんな方法はいかがですか?
社会貢献にもなりますよ。

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