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イクメン主夫のジョン・レノンがWomanを作曲した理由

閑話
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少し前に『私の家政ナギサさん』(TBS系)と言うドラマが放送されていた。キャリアウーマンが家事一切が苦手で家政夫さんを雇う話。当然契約に基づいて料金が発生します。

ふつう専業、兼業の主婦・主夫の家事や育児などの働きは収入を生みません。だから家事は仕事とは違うと社会はみなしてきました。(ボランティアも同様) たまの休みに家事や育児の手伝いを頼むと「会社に行ってる方が楽だ」なんてご主人に言われたら、奥さんカチンとくるのは当然ですよね。

  

秋の国勢調査では新型コロナの影響で調査員が十分採用できず、ネットでの回答が推奨されました。私もスマホから回答をしたけど、何でこんな聞き方をするのかと戸惑う項目がいくつもありました。

例えば、「9月24日から30日の間に仕事をしましたか?」という設問。

私はちょうど腰を痛め半年近く会社を休んでいたけど一通りの家事はずっとこなしていたので、どう答えたらよいのか迷いに迷った。国 (国勢調査) は外から収入のある労働が仕事と定義している。

 

「1時間のバイトでもそれは仕事」であり、「一日中家事や育児に追われてクタクタになった」としても仕事はしていないと決め付けられる、こんな意識のズレが、あるべき社会の仕組みを随分と歪めてしまっていると思います。長い歴史を通して染み付いている日本的男尊女卑思考が今も多くの人を苦しめている気がします。

 

ジョン レノンは亡くなる前、5年ほど専業主夫として家事と子育てに専念していました。そして記者の質問にこう答えている。「クタクタになるほど家事をしてても、勲章やゴールドディスクには値しないって言うのかい?」 家庭で女性が果たしてきた役割に敬意を捧げて、名曲「Woman」は作られました。

レノンとショーン
出典 : pbs

 

社会的意識が速く変わっていって、楽しく安心して家事・子育てができる制度ができるといいですね。

 

 

 

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